日本年金機構の滞納保険料「差押えから、会社破産後、消滅するまでの流れ」

(2019年2月19日加筆します。)

忘れていましたが、破産手続廃止決定後、1ヶ月半ほど経過した、穏やかに専業主婦として過ごしているときに[日本年期機構 〇〇年金事務所の茶封筒]が自宅に2度届きました。

はじめは従業員の資格喪失届未提出につき来所のお呼び出しが記載された書面でしたが?はてな?はてな?はてな?

いまさら?と思いながら、破産管財人弁護士に連絡いれ確認後、年金事務所に連絡した内容や、もう1通届いた特定記録の郵便物についてご紹介しています。

 

つい先日まで、日本年金機構の督促状、消費税分割納税の覚書と納付書、また、毎月送られてくる社会保険料の納付書を眺めては、「ため息」をついていた自己破産経験者ココです。

 

いったい、いくらの滞納があるのか?わからなくなるので、エクセルで管理していても、一向に減ることなく加算される一方でした。

 

人事異動で社会保険事務所の担当者が変わると、会社状況の説明をするのに、相性の合う担当者。

 

苦手な担当者がいたなあ~と、あの頃の、冷や汗たらたら流して、弁明してくるころが懐かしくなります。

 

今回は、社会保険が差押されるまでの、実際に経験した流れをお伝えしてから、滞納していた社会保険料200万円の請求がどうなったのか?順に説明していきますね。

 

滞納している会社経営者は、支払う姿勢を見せることが大切なので、忘れることなく密に連絡を入れてくださいね。

 

日本年機構は徴収課・総務部・適用調査課の3つの部署からそれぞれ内容の違う通知が届くのですが、連絡を入れているつもりでも、部署違いの連絡ミスで、わたしのように差し押さえされるかもしれないので、気をつけてくださいね。

ほとんどの事業者に加入義務がある社会保険(国民健康保険他)

 

事業者(法人・個人事業主)は、健康保険、介護保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険の5つの保険に加入する義務があります。

 

個人事業主の健康保険は、国民健康保険、業種ごとの健康保険組合、もしくは両親や配偶者の扶養家族に入りますね。

 

個人事業主の年金は、国が運営している3つの年金があり、国民年金は16,900円は夫婦の場合、2人分しはらわないといけません。さらに付加年金が400円だったかな?任意で上乗せできる年金になります。

 

さらに口数で申し込める国民年金基金は、節税対策にもなりますので、最寄の市役所の国民年金課のホームページ、もしくは社会保険労士のサイトを検索して毎年変動する年金額や、保険にかんすること、年金に関することを確認してくださいね。

 

もちろん、ココの会社は零細企業であるものの法人格だったので、社会保険、介護保険、厚生年金保険、雇用保険、労災保険の5つの保険に加入していました。

 

ご存知のように、従業員1名に対して、会社が負担額は2004年度の13.9%から毎年0.354%づつ負担額が増え、最終的に18.3%までアップすることが確定されて、実は昨年9月にマックスの18.3%に達していたのです・・・。

 

しかも、景気が悪化する中での高額な社会保険料、厚生年金保険料などに加えて、消費税、法人税、となれば事業者の負担は、かなり厳しいはずです。

 

ココ自身、本当に苦しんできたし、人手不足による売上が減少する中での、負担は、相当、厳しかったです。

 

とはいうものの・・・。事業者には支払義務がありますので、支払うことができない場合は、その状況を説明して、どうすれば支払えるか?の相談に応じてもらってくださいね。

 

さて、ついついこむずかしい話を長々と書いてしまいましたが、実際に年金機構の差押が、強制執行させるまでの流れをご紹介しますね。

実際の経験談を交えた、日本年金機構の差押が強制執行させるまでの流れです。

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年金事務所から毎月納付書が届きます

督促状兼納付書が届きます

納付期限内に支払いが滞ったら、1週間過ぎたころに督促状兼納付書が届きます

督促状兼納付書にき納付期限が明記されています。

(この期限内〝発効日から10日前後〟に支払うことができれば、延滞金は発生しません)

延滞金の利率(年利)について

【督促日に書かれた納付期限から3ヶ月以内】2.6%

【 督促日に書かれた納付期限から3ヶ月を超えると】8.9%

延滞履歴にもよりますが、3ヶ月を超えても支払が確認できない場合は、年金事務所の担当者から代表者、もしくは、会計担当者あてに連絡が入ります。

わたしの場合、2年ほど滞納状況が続き、滞納分を分割払いで払い、別途、毎月送られてくる新しい納付書の請求分を合わせて支払っている状況でしたので、毎月末の支配い約束日を、1日たりとも遅れるようなことがある場合は、必ず連絡を入れていました。

もしも現在、滞納している状況でしたら、速やかに担当者へ連絡し、分割払いで払い込むなど、支払が追いつくように計画し、新たな滞納が発生することのない状況を作ることです。決して、放置していては解決しないので避けてくださいね。

財務状況の確認のため、年金事務所からお呼び出しがはいります

3ヶ月以上の滞納が続くようでしたら、電話だけでは財務状況の確認がとれないため、年金事務所から呼び出しの通知が届きます。

決算書、直近の試算表、預金、賃金台帳、現金出納帳、労働者名簿、社印、実印を持参して、指定された日時に訪問するのですが、この日時に関しては、柔軟に変更していただけるので、都合が悪いときは、担当者へ速やかに連絡しましょう。

(呼び出し日)年金事務所で滞納分の返済計画を立てます。

このとき、無理な担当者は必ず年度内で払い込もないと分割には応じれないと言いますが、年金事務所の都合になるので、物理的に無理な場合は、頑張って交渉してください。対応に応じてくれます。

計画通りに支払ができない状況のときは、小まめに担当者へ連絡を入れます

返済が計画通りにできない場合、再度、担当者と返済計画について電話、もしくは年金事務所に出向いて練り直します。わたしは、すこしでも売上を上げたいことを理由に、電話で対応していただいていました。

再三にわたり計画通りの返済が滞ると、突然、年金事務所の職員が会社に訪問されま(した)す。

母の危篤の知らせがあり、実家に出向いているときに、年金事務所調査課の職員の方が来訪され、『社長に連絡するようにつたえてください!』の伝言を残し帰られたそうです。

(わたしの失敗)

この来訪日の翌日に、年金事務所の徴収課へ年金調査のため、訪問することになっていましたが、母の危篤を知るマネージャーの配慮で、2週間後に変更の連絡を入れてくれていました。

このときに、年金事務所の方が来訪されてことを伝えたそうですが、年金調査に行けば大丈夫!と応えられと、連絡が入りました。

それでも、念のために年金事務所に確認するため連絡を何度か入れましたが、話し中状態が続き、母の容態が急変したこともあり、マネージャーに何度も確認したのち、年金調査で大丈夫です!の言葉を信じていました。

母が他界し、慌しく過ごしていると・・・

母の葬儀・相続問題でバタついて、会社を不在にしていた頃、年金事務所から黄色い分厚い封筒で親書の『特定調停調書差押強制執行』が届いていました。確認してみると!月末入金される予定の売上金(口座振替入金分)を差押えるという内容でした。

慌てて、他の郵便物を確認したところ、年金事務所から来所の日時を指定したお呼び出しの書面が届いていました。ところが指定された日時はとっくに過ぎ、事実上、無視したことになり、強制執行されることになりました。

年金事務所の担当者に連絡

ココ:今、郵便物を確認して驚いています!なぜ?こんなことになったのですか?あさって、年金事務所に来所することになっていたではないですか?

年金事務所担当者:あさっての来所予定は、ここの課とは違う、通常の年金調査です!それに、わざわざ僕たちが会社を訪問することがどういうこかお分かりですか?マネージャーに必ず社長に連絡するように伝えていたのに、なぜ?連絡してこなかったのですか?

ココ:そんな・・・!年金調査と分納の支払の督促の課が、違うことは、同じ年金事務所内でのことで、わたしは把握できていませんでした。

それに、年金調査の担当者に、マネージャーが状況(母の他界)を説明し、2週間後の、あさって来社する変更時に、年金事務所の職員の方が、会社を訪問されましたが、大丈夫ですか?と質問したら、大丈夫です!2週間後にお待ちしています!と応えられたそうです。

このままだと、会社は事実上、支払不能となり破産するしかないです!何とかならないのですか?

年金事務所担当者:この状態になったら、もうどうすることもできません!どうしても解除を希望するならば、一括で滞納されている保険料を支払うしかありません!

ココ:わたし、このままだと死ぬしかないですよ!

年金事務所担当者:何をおっしゃても、もうどうすることもできません!一括で支払っていただけたら、解除することができるので、現金の用意をして、早く支払ってください!いつくらいに支払できそうですか?

ココ:一括で支払うことができる状況でしたら、とっくに支払っています!もう、会社を維持することができなくなりますよ?破産してしまいす・・・。

年金事務所担当者:とにかく、一括で支払うしか方法はないので、お金を用意してください!

ココ:もう、無理なんですね?!

年金事務所担当者:何を言われても一括して支払うほかは無理ですね!

その2日後に相続問題で、顧問弁護士を訪問する予定でしたので、その時に、自己破産を相談するしか道は残されいない・・・と覚悟を決めたときでもありました。

実を言いますと、差し押さえの経験は2度目となります。不在がちなわたしの変わりに立てているマネージャーに、再三にわたって確認しての、この状況になったことは、社長として管理の甘さを思い知りました。

この状況になったことをマネージャーに伝えると、自分には落ち度がなく、年金事務所の対応が悪い!と言い訳する姿をみて、今の組織では、これ以上の発展は望むことができないことを悟り、未練も執着もなく、会社を維持するぞ~!という情熱的な気持ちも消え去ってしまいました。

数百万円の滞納金があった、年金機構の差押はでは、全額相殺できるまでで、まだ200万円ほど、残額がありました。

 

会社破産、個人破産を選択した場合、残額分の社社会保険料の請求は、どうなるのだろう?

 

請求する会社が破産する場合、請求するべき相手先が存在しないので、破産手続き廃止決定後、2週間で官報に掲載されます。

 

それから2週間前後、異議申し立ての陳述書が提出なければ、正式に法人破産手続きが決定し、年金事務所滞納年金の債権も消滅します。

 

破産手続き廃止決定について、こちらをご覧くださいね。

 

個人で滞納していた保険料や税金はなかったので、対象になりませんが、個人で滞納している税金や保険料は、個人破産をしても免責対象外なので、分割交渉してでも、支払わなければいけません。

さいごに

 

くれぐれも、滞納している『社会保険料』や『税金関係』がある事業者は、年金事務所や税務署からの「督促状」や「呼び出し」の通知が届いたら、キチンと対応することです。

 

担当者にもよりますが、困窮している状況を理解してもらえれば、柔軟な対応を考えてくれます。

 

税務署の担当者と自己破産前に、話す機会がありました。その時の内容です。

 

税務署の担当者:「税金関係の滞納者より、社会保険料の滞納者に対して、厳しい処分で対応してると、他の経営者から耳にしているので、くれぐれも年金事務所の担当者と連絡を怠らないでね。」

 

こんなアドバイスをいただいて、細心の注意を払っていましたが、年金事務所への訪問日が決まっていましたので、その日に相談しよう!と『時間と心とお金の3つの余裕』がなかったわたしの確認不足が招いた「差し押さえ」でした。

 

本当に!同じ失敗をしないように、気をつけてくださいね。

 


 

すべてのはじまりはここからでした・・・。今、読み返しても、涙が流れてきたり、グズグズ悩んでいるじる自分が恥ずかしかったりしますが、差押さえ・強制執行された時の絶望的な気持ちと、それを乗り越えようとしている心の葛藤になります・・・。

 

 


 

【滞納社会保険料について】ほんとうの終わりは↓↓↓↓

 


 

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