【妻の会社が倒産・自己破産】配偶者(夫)はなぜ離婚を考えたのか?

お金の問題

 

「とりあえず、倒産手続き(会社・個人の自己破産)は協力するし、今後も夫婦として変わらない関係を維持するけど、(夫の)会社や子どもに影響があると困るので、離婚届けにサインしてくれる?」

 

実際に会社が倒産し、自己破産を覚悟した直後、夫から離婚届けを差し出され、署名捺印に応じたときの夫の言葉になります。

 

世間では会社が倒産したら、経営者の自宅を含むすべての資産を失い、路頭に迷うしかないというイメージがあると思います。

 

わたしの夫は、別会社を健全経営しており、お金には不自由なく子どもの就学問題で円満別居スタイルで生活しています。

 

夫の財力があればわたしの会社倒産、自己破産は避けることことができたかもしれません。

 

でも、人手不足問題や競合する同業者の増加、人口問題などもあり、共倒れになるリスクを考えれば、わたしの事業に無関係な、夫の資金提供は選びませんでした。

 

その夫の事業は、わたしとは関係ない3代続く年商5億前後の規模の会社を経営しています。

 

夫個人の所有する不動産は、自宅・会社で使用している土地・その他複数あります。

 

その他の資産としてゴルフ会員権・車・各種積立型生命保険・現預金・などを所有し、倒産前は夫婦して別事業で、地方都市ではありますが、派手な事業活動をしていました。

 

夫には守るべき資産がありますが、わたしは倒産前から不動産などの資産は所有せず、車・各種積立型生命保険や、現預金などもすでに会社に投下していたので、もう、資産といえるようなものは無い状況でした。

 

倒産直後、わたしたち夫婦は、互いに倒産手続きについてまったく無知でした。倒産=(イコール)自己破産の感覚で捉えていてので、倒産後、家族におよぶ影響についてなど、未知ゆえに不安なことが膨らみました。

 

先述のように、夫には守るべき会社や個人資産があります。わたしの会社倒産・自己破産によって、それらが破産手続きで債権者への配当金の原資にされては共倒れしてしまう危険が伴いました。

 

この不安について、代理人弁護士に率直に確認したら、連帯保証人でない配偶者は会社の倒産・妻の自己破産に関係ないので、離婚する必要がないと教えていただき、離婚届の提出は保留となりました。

 

破産手続きが終了し、代理人弁護士が教えてくれたように、実際、夫の資産が妻の会社・個人の債権者に対して配当される原資なることもなく、倒産・破産以前と変わらず過ごせています。

 

派手に事業活動をしていた会社の倒産後、表面的には変わらず生活していることに首を傾げられている方もいらっしゃるようです。

 

「あの会社倒産したらしいけど、生活は何も変わっていよね・・・」

「きっと計画倒産だ・・・」

 

夫を知る方々にしてみれば、夫の財力があるのにわたしの会社が倒産、自己破産を選択するなんて、あり得ないことだったのだと思われます。

 

案外、派手に見えていても、節約すべきところはシビアすぎるほど節約し、慎ましい生活で、堅実的にお金を使う夫です。

 

お金に対する価値観、お金の使い方など、改めて夫から学んでいますが、恥ずかしいほど無駄なお金の使い方をしていた自分を発見することができています。

 

夫からすれば、わたしの金銭感覚に不安が残り、万が一のために、夫の所有する財産に影響は及ばないことが明らかになっても、離婚届は手元に保管しているのだと思います。

 

現在、専業主婦として、おかしくなった金銭感覚を夫に近づけるように努力しています。


倒産前の大切な限られたお金の使い方について、わたしの失敗した経験からの私見をまとめています。ご参考にしてくださいね。


その他の問題

 

倒産・自己破産した妻の連帯保証人でない夫には、債務の支払義務の影響は及ばず、自宅も車も何も変わらず生活しています。

 


家族への影響について、経験に基づいたことをまとめています。ご参考にしてくださいね。


 

今まで、毎月、数百万円のお金を動かし、毎日多忙にしていたわたしが、1円のお金も稼げず専業主婦業で自宅(別宅)に引きこもる毎日を過ごしているのは、夫としては複雑なようです。

 

罪悪感を引きずるわたしを見守りながら、破産手続きが終わってから、「いつまでも罪悪感を感じることなく、終わったことだから平気に過ごしなさい」

 

何度か言われました。これはまだ、現在進行形のときもあります。

 

世間さまで噂されているように、ほんとうに計画倒産で、賢く倒産後の生活を考え、事前から準備していたのであれば、今ごろ、再起していたのかもしれません。

 

残念ながら、当時のわたしは、最後の最後まで「わたしはどうなってもいいから」そんな思いで、私財を換金して会社に投下しいた偽善者です。

 

現在は、夫からの婚費で、娘の受験のサポートが仕事と割り切り、専業主婦を楽しんでいます。

 

ところが、夫からわたしをみれば、目標を掲げて、精力的に活き活きと行動していた妻から、かつての輝きが失せているようです。

 

わたし自身、25年間経営した会社を倒産させ、自己破産を経験し、自己を省みながら、専業主婦として子どもの成長を喜びと思っていますが、周りの反応は違うようです。

 

我慢してくれている夫を見て思うことがあります。

 

会社倒産・自己破産したときに配偶者が離婚を考えるのは、お金の問題が大きいと思います。

 

お金の問題がクリアになれば、その後の生き方の問題が、大きな問題になるのだろうと感じています。

 

わたし自身、いつまでも専業主婦で自宅に引きこもっていたら、夫に離婚届を提出されるかもしれません。

 

夫と知り合ったときから、わたしは仕事人間でした。そんなわたしを愛してくれていると思えば、今のわたしのは夫にとって魅力的な女性ではないのかもせいれないです。

 

挫折感・罪悪感など引きずっていないといえばウソになりますが、今は、まずは自分が大切だと考えを変えることができました。

 

「その後」を考えず、突然の会社倒産で会社の幕下ろした末路は悲惨な状況です。

 

夫の協力で何とか会社の清算ができ、お金の問題が解決しても、社会復帰するためのパワー、再起するための財力、どうすることもできない苦悩が、新たな問題として、人生に翳(かげ)りを作ろうとします。

 

 この心情的な苦悩は、経験しなければ理解できないということを知れば、いつまでも引きずると、離婚問題につながるのだろうと思います。

 

破産によって募った割り切ろうとしても、割り切れない気持ちを、割り切る努力をかさねています。

 

まとめ

『金の切れ目が縁の切れ目』と考える方は多いのが世の中だと実感しています。

 

配偶者がある日突然、会社が倒産!自己破産することになり、所有している財産がすでに会社に投下した後で、破産手続き費用も家族に借りるような状況であれば、離婚を考えてもおかしくないことだと思います。

 

会社倒産、自己破産をすることで、連帯保証人でなければ、破産者の家族に影響は及ばないので、自宅や不動産など、家族名義であれば破産者の債権者に分配する配当金の原資になることはありません。

 

問題は、「その後」の生き方です。

 

いつまでも感傷に浸っていると、周りからは理解されません。ある程度の立ち直る時間は必要かもしれないですが、倒産したその日から、生きてくためのお金が必要になります。

 

お金の使い方でも詳しく説明しましたが、倒産前の限られたお金の使い方、間違えると、後々後悔することになってしまいます。

 

大切な家族のためにも、そして、自分自身のためにも、最後の最後まで会社の維持に執着してしまうと、周りが見えなくなります。

 

ご縁があってこのブログに起しいただいたのであれば、おなじ繰り返しをして、配偶者の不安や苦しみを軽減させてあげるためにも、はやめに会社倒産手続きを専門にされている弁護士にご相談くださいね。

 

中小規模事業者や零細企業の会社倒産・自己破産では、金融機関から融資を申し込む際、経営者保証や自宅の担保提供をしている場合があると思われます。

 

倒産直前の自宅などの不動産の名義変更や譲渡は、詐害行為として、破産詐欺罪に問われるかもしれませんが、そもそも所有していなければ、もしくは、早い段階で対処しておけば、もしもの備えに安心できますね。

 

多額な借金をかかえ、毎月の支払が苦しい不動産(自宅など)を所有されている経営者は、法律的な問題が絡むので、事前に法律の専門家にアドバイスをいただいて、後悔しない正しい知識をもって、大切な家族のため、そして自分のために賢明な行動をしてくださいね。

 


ちょっとダークな私見をまとめていますが、倒産・破産した社長の悲惨な「その後」を経験したので、おなじ経験をなさならいためにまとめています。ご参考にしてくださいね。


 

 

 

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